
お久しぶり,シュンクマ(@shun9ma_blog)です!
長くなってしまったので今回はまずヤルケーの特徴についてまとめました
現環境(-20/03/07)でエクバ2をプレイするとヤークトアルケーを見ない日はないですよね.
実際,とても高いレベルでまとめられており,環境最上位を争う機体になっています.
以下の2019年下半期で活躍した機体8選にも選んでおり,現在に至るまで前線で活躍しています.

そんなヤークトアルケーの使い方と対策を知るために日々練習して参りました.
本記事では☆5までヤークトアルケーを使用した時点で感じた点をまとめております.
自分用のメモに作っているので間違っている点は指摘していただけると有難いです.
名前が長いため,ここからは「ヤルケー」と呼称します.
それではよろしくお願いいたします.
ヤルケーの特徴
前後ともに張れる超万能機.
ヤルケーは癖がありますが肝心の性能は射撃も格闘も群を抜いたレベルでいやらしい強さをもっている.
射撃武装が強力
武装がどれも明らかに強く設定されていて新時代を感じさせる.
特徴的な武装のみ記載する.
- 相手を起点にその周りを120度回り込みながらゲロビを放つ横特格
巻き込み性能がヤバい.主要武装. - 6秒リロで12発撒けるオールレンジGNファング
敵と距離が近いとレジェンドの様なスパイクに.主要武装. - フルグランサのサブよりも曲がるNサブ
- 自分と僚機共に誘導を切ることが可能で,リロードされるステルスフィールド(格闘CS)
いずれもリロード速度が早めで性能が良いのでステフィを待つ意味でも近-中距離でネチネチ攻める機体である.
アルケーのように格闘機の側面を持っている
アルケーからの系譜を継いでいることを感じさせる格闘の強さも魅力的である.
- 発生・判定が凶悪な横格.伸びも悪くない.
寄れたらこれ振りまくるのもアリ.アルケー横特を彷彿とさせる動き. - 射撃ガードとすり抜け付きのBD格.突進速度だけが微妙.
他が優秀すぎて振る人がいないイメージだが使えると寄りが楽になるはず. - 拾い起こせる前格.
前格以外の格闘出し切りからキャンセルでき,オバヒでも格闘コンボが完走できる. - 飛び上がりがとても速いルプスのようなピョン格.
人によっては立ち回りの要.サブや特射➡下格ズサで寄りやタイマンをこなす. - N格と横格にダメージを異常に伸ばせる下派生を持つ.
空かしコンがとても容易で408ダメージをたたき出せる.
いずれも優秀であるが,寄るための布石がピョン格とBD格しかない.
そのため,積極的に格闘戦に持ち込む機体ではない.
真骨頂は豊富なキャンセルによる足掻き能力
射撃武装はいずれも最終的に足を止めてしまうが,その代わりにキャンセル先が非常に多い.
以下に射撃面のキャンセルルートを記載する.
中央の4種の矢印を追ってもらうと永遠に繋がっているのが分かると思う.
サブ・特射・特格はレバー入れで動くので空中で弾を撒きながら一生動くのがこの機体の魅力.
射撃CSからまたキャンセルに繋がる.
そのため,回避のための下格からまた動き始められる.
下格と射撃CSのコマンドが分かれているのでCSを貯めやすいのもGood.

ヤルケーの欠点
悪く言うとヤルケーは中途半端
ヤルケーは上記で褒めまくったのと裏腹に同じくらいの弱点がある.
自衛も攻めも足回りをカバーしてしっかり考えて行動しないと特化距離を持つ機体に勝てない.
性能面は明らかに最上位なのだが,これに付随する弱点をどれだけやり込みで取っ払えるかがヤルケーの最初の課題である.
それによって前後共にこなせる全能機となるか,器用貧乏に成り下がるかが決まってくる.
以下に欠点を羅列した.
数多くなってしまったが,気を付けておきたい点として捉えて頂けると有難い.
格闘・近接面の課題
すぐに寄り切る武装や足回りがない.
肝心の横格は至近距離では負ける格闘が多々ある.
格闘機はみな持っている鞭やアシストといった布石がディレイがあるファングしかない.
射撃が強力な反面…
レバー入れ特格以外の強力な射撃はみな足を止めてしまう.
確定どころでキャンセルで出していると補正のせいで火力不足になる.
(例.横特: 生168ダメ , キャンセル時 118ダメ)
無限キャンセルによる自衛の難しさ
キャンセルの相互ループは強力だが手癖レベルの経験がないと的に成り下がる.
硬直の短さを利用した仕込み盾や高飛びなど状況に応じた判断が必要.
足回りに難がある
そもそもの機動力が良すぎることもなく,武装も足を止めるものばかりであるため足回りが良くない.
そのため,足の速い機体のガン逃げはほぼ取れないためその相方を追いたい.
または,特射➡下格ズサで攻めながらブースト有利を取ってじっくり攻めるのもあり.
そして射撃武装のブースト消費量が割とある.
単純にオバヒになりやすく,肝心の足掻きも慣れておかないとただの的になってしまう.
赤ロック距離が短い
赤ロックが格闘機並みに短い.
ヤルケーは恐らく格闘機として設計されているのだろうがプレイヤーからは射撃寄り機体として評価されている.
そのせいか距離を読み間違えて火の海になるか,ロックが関係ないファング撃ちすぎの空気になりやすい.
赤ロックぎりぎりで強武装のNサブやファングで圧をかけながらステフィと特格を待つゲームにメイクできると無難に強い.
ダブロされやすいが耐性があまりない
ヤルケーは近距離においてのタイマン力と火力から敵に非常に見られやすく,ロック集め能力が非常に高い.
しかし,以下の点から詰めたり,ダブロを捌く能力が低い.
- 特格以外の撒きやすい弾はみな足を止めてしまう
- 大きく移動する武装がない
- 降りテクがない
結果,他の上位機よりもダブロされやすく,そしてダブロへの耐性がない.
さらに並な体力と機動力のせいで油断すると火の海にされやすいこともあり,1人で急に飛び込んだり,ダブロを捌くのが難しく感じる.
そのため,相方には天ミナやナラティブのようなロックを引ける低コを求めてしまう.
(ロックを引きにくい低コよりも3030した方が強いイメージまである)
イメージと違う
これは個人的な感想だが,他のシリーズ機体と違って全く異なる機体に仕上がっている.
アルケーは横特ループで懐に無理やり潜って超前線で格闘を振るようなキャラだが,
一方ヤルケーは射撃や足掻きの強さや飛込武装がないことから待ちや迎撃に特化した万能型になっている.
共通点はキャンセルルートの多さと格闘の強さ,火力と多々あるが,使い勝手や戦法は真逆の存在である.
ヤルケーの使用感はどちらかと言うとサイコザクやブレイヴの方が近いと思われる.
足の遅さ,詰め切ったら強いこと,武装のリロ待ちなどデスティニーにも似ていると感じた.
総評
これまでの内容を表にまとめた.
弱み | 強み | |
格闘面 | 寄り切る武装や足がない 肝心の横格は至近距離では負ける格闘が多々ある 鞭やアシストのような格闘距離の布石がファングのみ | エピオンやバエルのような特化機以外に対して圧倒的有利 状況に応じて選べる格闘択の多さ 超判定の格闘から350を超えるリターン力 射撃機に対して格闘距離で優位に |
射撃面 | 赤ロックが非常に短い 射撃はほぼ足を止めてしまう キャンセルで出していると補正のせいで火力不足になる 相方を素早く助けられる武装は特格のみ | 性能そのものは格闘機寄り機体としてはどれも破格 格闘機に対しては射撃やファング盾で有利に戦える |
自衛面 | キャンセルの相互ループありきなので手癖レベルの経験が必要 武装毎のブースト消費量が割とある 足が速くない | 状況判断さえできれば自在なキャンセルで自衛力抜群 オバヒ足掻きの中でダントツに動く 射撃➡下格ズサなどで誤魔化す術が強い ステフィによる誘導切り |
被ダブロ状況 | ダブロ苦手なのにダブロされやすい 特格以外の弾はみな足を止めてしまうため撒けない 大きく移動する武装や降りテクがないため素早く離脱できない 低コペアと取り合うゲームするとかなり負けやすい | 近距離の強さから敵は寄られたくないため,うろつくだけでロックを集めやすい 相方にロックを集めやすかったり,闇討ちが強い機体を置くことで強力なメリットになる |
タイマン状況 | 足速いキャラにガン逃げされるのだけ辛い | オバヒ以降は超銃口の武装以外で取る方法はないため圧倒的に有利. ステフィは相方にも適用されるため一定時間ごとに自チームが有利な時間が生まれる. もし相方が狩られても射撃武装の豊富さ,自衛や全覚の強さから後落ちも許容できる |
3000コスト内では最上位機体.
最強と言われるハイニューと肩を並べるレベル.
差し込みが得意なハイニューは違い,迎撃やオバヒムーブでやり返すタイマン力で魅力.
よく言われる3強はこんなイメージ.
名前 | ハイニュー | ヤルケー | エピオン |
使い込んだ強さ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
弱みの数 (求めるやりこみ量) | ☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
対策のしづらさ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
タイマンや起き攻め | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
機動力 | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
ダブロ耐性 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
タイプ | 万能 | 受け・待ち | ガン攻め |
みなタイプが分かれているが目指すとこは同じな気がする.
特にエピオンとは似ているのは近距離の強さだけで,他は真逆の機体な印象です.
ここまで書いておいてなんだが,やっぱりハイニューが対応力と動きやすさで一つ抜けてるとも感じた.
ゲロビと横サブ横特射CS,プレスが強い.
ただ噛み合ったヤルケーやエピはハイニューを凌駕すると思う.
こいつらカッコイイよね.

エクバ2は本当にタイマン力至上主義ですね
使う前に意識や練習しておきたいこと
下格ズサのタイミング
キャンセルルートをしっかり覚え,出せるか
・近づくときもタイマンも下格が要になっている.
下格ズサに慣れていないと特格がない時間に攻められない可能性も.
・ステフィ中にキャンセル行動や技を出し切って攻めると返された場合が痛すぎる.
ステフィ中は攻めすぎないことも大切.
終わりに
次回は立ち回りや機体対策,各武装について考えることをまとめさせて頂きます.

ご精読ありがとうございました!
是非またお願いします.
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